「サブプライム問題がリスク」…IMFが米経済に警告

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070802-00000114-yom-bus_all

 【ワシントン=矢田俊彦】国際通貨基金IMF)は1日、2007年の対米審査報告を発表した。

 米経済は軟着陸する可能性が高いとしながらも、焦げ付きが急増している低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」をリスクとして警告した。

 報告では、サブプライム問題が住宅市場を一層冷え込ませ、個人消費など他の分野へ波及することを懸念したほか、金融機関の損失拡大など金融市場に与える恐れも指摘した。しかし、最も想定される今後のシナリオとして「住宅市場も持ち直し、設備投資や輸出の回復で米経済は軟着陸する」との見方を示した。

 IMFは6月下旬、対米審査報告の概要を公表し、今年の米国の国内総生産(GDP)実質成長率を4月の「世界経済見通し」で示した2・2%を下方修正し、2・0%との見通しを示している

IMF(と世界銀行)というと欧米で仲良くトップを独占し続けてる感じでいまいち信じられませんが、それでもアメリカに対して結構厳しい事言うんですね。