マニラ爆弾テロ、イスラム過激派が犯行声明…死者10人に

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071020i315.htm

 【マニラ=遠藤富美子】マニラ首都圏マカティ市での爆弾テロ事件で、地元テレビ局ABS―CBNは20日、フィリピン国内のイスラム過激派「ラジャ・ソライマン運動」(RSM)から犯行声明が同局に届いた、と報じた。

 同局によると、スポークスマンを名乗る人物から、声明が携帯メールで寄せられた。収監中のRSM創設者の解放を求める内容だという。国家警察がメールの真偽を調べている。RSMはキリスト教からイスラム教への改宗者集団で、イスラム過激派アブ・サヤフとの関連が指摘されている。

 国家警察は同日、軍事用の高性能プラスチック爆弾「C4」に使われる成分が現場から検出されたことを明らかにした。また、この日の捜索活動でさらに2遺体が発見され、死者数は10人となった。

(2007年10月21日1時12分 読売新聞)

創設者というのは、この人のことですかね。
2005/10
イスラム過激派のリーダー逮捕 比国軍
http://www.asahi.com/international/update/1027/011.html

 フィリピン国軍と国家警察は27日、ミンダナオ島サンボアンガ市で、イスラム過激派組織「ラジャソライマン運動(RSM)」のリーダー、ヒラリオン・サントス容疑者を逮捕したと発表した。

 国軍によると、サントス容疑者らRSMは、ケソン市の民家に約600キログラムの爆弾原料を保管し、マニラ市マラテ地区の繁華街で、外国人の集まるナイトクラブを爆破する計画を立てていたという。2月に6人が死亡したマニラ首都圏でのバス爆発事件など、過激派組織アブサヤフが犯行声明を出したテロ事件にも関与が疑われている。

 RSMは、出稼ぎで中東に滞在した同容疑者がキリスト教からイスラム教へ改宗し、帰国後に改宗者を集めて設立した。当局は、アブサヤフや東南アジアのテロ組織ジェマ・イスラミアと連携しているとみる。

イスラム武装勢力との交戦で比海兵隊14人死亡
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070711/1184153896
で『イスラム圏と非イスラム圏の和平が進んでいるかと思いきや』と書きましたが、やはりうまく行きませんね。