CIAビデオ廃棄問題を捜査=違法性の有無確認−米司法省

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080103-00000031-jij-int

 【ワシントン2日時事】米中央情報局(CIA)が国際テロ組織アルカイダ幹部の尋問の様子を撮影したビデオテープを廃棄していた問題で、司法省のムケージー長官は2日、廃棄行為が法に抵触するかどうかを確認するために、捜査を開始したと発表した。捜査官にダラム連邦検察官が指名された。

 テープは、2002年に撮影されたもので、05年に廃棄された。容疑者に大量の水を浴びせて、恐怖感を与える尋問の様子などが記録されていたとされる。拷問を隠ぺいする目的があったのではないかとして、民主党が追及、司法省とCIAの監察部門が予備調査を進めていた。

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米司法省がCIA本格捜査 アルカーイダ尋問ビデオ廃棄
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080104-00000036-san-int

 【ワシントン=山本秀也】国際テロ組織アルカーイダ幹部への尋問ビデオを米中央情報局(CIA)が廃棄した問題で、ムケージー米司法長官は2日、先月から進めた予備的な捜査を、本格的な刑事捜査に切り替えたことを明らかにした。ビデオ廃棄の違法性が捜査の焦点で、CIAなどの高官や連邦機関が捜査対象となる。

 ムケージー長官は、コネティカット州連邦地検のジョン・ダラム検察官を捜査責任者に指名。同検察官の指揮下で、連邦捜査局FBI)が現場捜査にあたる。

 ただ、ムケージー長官は「捜査開始が刑事訴追を意味するものではない」と、慎重な姿勢もみせた。ビデオ廃棄が明らかになった先月以来、司法省では公安捜査を担当する国家保安部が、CIA監察官の協力を得て状況の把握を進めていた。

 この問題はCIAが拘束中のアルカーイダ幹部を尋問した2002年の証拠ビデオが、05年に廃棄されたもので、CIAのヘイデン長官が先月初めに公表。廃棄をめぐっては、特殊工作を担当した当時のCIA高官による「水責め」などの拷問の証拠隠しのほか、当時のゴンザレス大統領法律顧問(前司法長官)らが廃棄を許容した疑惑も浮上している。CIAは「捜査には全面的に協力する」としている。

やはり問題になってきましたね。
テロ容疑者への「水責め」証言=拷問の組織的実施を示唆−元米当局者
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071211/1197374259
あたりからの続きですが。