乱射テロ、ハマスが犯行認める…?それとも認めてない??ヒズボラ???

読売新聞
■乱射テロ、ハマスが犯行認める…ガザ攻撃への報復示唆
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080307-OYT1T00535.htm

　【エルサレム＝三井美奈】６日夜に８人が死亡したエルサレムのユダヤ教神学校での乱射テロについて７日、パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスは、ラジオを通じて犯行を認めた。
　ＡＰ通信が報じたもので、約１２０人が死亡したイスラエルによるガザ攻撃への報復だと示唆している。事件を機に、オルメルト政権の一角を占める右派勢力が、和平交渉への反対圧力を強めるのは間違いない。
　校舎に侵入した犯人は、小銃で５００発近く連射。事件当時、校内にいた学生のイツハク・アガムさん（１８）は、「発砲音に驚いて廊下に出ると、腕から血を流して走る級友が見えた。『テロだ』と叫び、窓を破って夢中で逃げた」と声を震わせて話した。イスラエル警察は７日、東エルサレム在住のパレスチナ人による犯行と断定した。この事件ではハマスとは別の団体も犯行声明を出しているが、イスラエルのメディアによると、死亡した容疑者宅に７日、緑のハマス旗が掲げられた。
　この神学校は、パレスチナ占領地での入植を支持するユダヤ教右派勢力の「拠点」として知られることから、標的とされた模様だ。
　オルメルト首相は、昨年末の和平交渉再開に合わせ、パレスチナ側に譲歩し、右派勢力が西岸に政府の認可を受けないまま設置した「仮設入植地」を撤去すると公約。入植者団体との協議に入っていたが、事件により撤去への反発が高まる可能性が強い。
　和平交渉はイスラエルのガザ攻撃で中断し、ライス米国務長官が今月４日にイスラエル、パレスチナ両首脳と会談し、再開への道筋をつけたばかりだった。イスラエル外務省は７日、「テロ事件が和平交渉を頓挫させることはない」との立場を示したが、事件は双方の信頼醸成を難しいものにしている。
（2008年3月7日20時25分読売新聞）

CNN
■ハマスが犯行否定、ヒズボラの関与示唆　エルサレム乱射
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200803080012.html

エルサレム（ＣＮＮ）　エルサレムのユダヤ教神学校で６日夜に起きた乱射テロで、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム強硬派勢力ハマスの軍事部門筋は７日、テロへの関与を否定し、レバノンに本拠を置くイスラム教シーア派の強硬派勢力ヒズボラと関係あるグループが実行したことを明らかにした。
主張の真偽は不明。
事件では、８人が死亡し８人が負傷。エルサレム警察は、実行犯は東エルサレムに住むパレスチナ人運転手と特定している。ハマスはラジオを通じて犯行を認めたとの情報があるが、別のパレスチナ武装組織筋によると、ハマス指導部は関与を承知していないとしている。
実行犯はハマス構成員だが、今回の犯行の指示はガザやパレスチナ自治区ヨルダン川西岸を離れた地域から来たという。ただ、ハマスの政治部門最高指導者ハレド・メシャール氏はシリアに亡命している。
ハマスはガザからイスラエル領内へのロケット弾攻撃を加速しており、同国は空爆、地上軍侵攻で報復する悪循環に陥っている。ヒズボラは２００６年夏、レバノン南部などでイスラエルと長期の軍事衝突を起こしている。また、シリアの首都ダマスカスで今年２月、幹部が爆弾攻撃で殺害され、イスラエルの犯行と主張している。

どちらが正しいのかは分かりません。ただ今日書いたもう一個の[イスラエル][中東]の記事とあわせても当分平和にならない事だけは確かなようです。