生産増でも価格高止まり＝世界の穀物市場−国連機関予測

世界 国連

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000166-jij-int

　【ジュネーブ22日時事】国連食糧農業機関（FAO）は22日、最新の穀物市場展望を公表し、今年の世界全体の穀物生産高が前年比3．8％増の21億9200万トンになると予想した。

　急激な上昇傾向をたどってきた穀物価格については「数年前の低い水準に戻る公算は小さい」と指摘。開発途上国の貧困層に大きな影響を及ぼす穀物価格は当面、高止まりするとの見方を示した。

　品目別の生産高予測は、小麦が8．7％、コメが2．3％、粗粒穀物が1．6％のそれぞれ増加。小麦で需給の改善が見込まれる半面、コメ、粗粒穀物は逼迫（ひっぱく）した状況が続くと予想した。

昨日も
■穀物減反、完全廃止を＝食糧需要増に対応−欧州委提案
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080521/1211370668
に書きましたが、一年前から食品インフレの可能性は示唆されてたんですよね。もう少しどうにかならなかったんですかね。まぁいっぱい作っても豊作貧乏という言葉もありますが。