「急進派の不支持受け入れ」=ダライ・ラマ側との対話進展主張−中国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000004-jij-int

 【北京6日時事】新華社電によると、中国共産党統一戦線工作部の当局者は6日、北京で1、2の両日に行われたチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使との公式協議について、ダライ・ラマ側が独立急進派「チベット青年会議」を支持しないことを表明し、対話に「重要な進展」が得られたと語った。

 ただ、特使のロディ・ギャリ氏は5日、最大限の強い表現で青年会議不支持の要求を拒否したと主張していた。

 中国側はチベット独立・祖国分裂の主張、北京五輪破壊の活動、暴力犯罪の扇動に加えて「チベット青年会議」の暴力テロ活動を支持しないよう求め、特使はこの「4つの不支持」受け入れを表明したとしている。独立主張など「3つの停止」に代えて「4つの不支持」を打ち出したのは「受け入れやすくするため」という。

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中国との協議は不調=10月に仕切り直し−ダライ・ラマ特使
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080705/1215261690
と書きましたが、チベット青年会議の発言については知りませんでした。

探しましたが、
中国との対話に前進なし…ダライ・ラマ特使が明らかに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000044-yom-int

 【ダラムサラ(インド北部)=永田和男】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使として、1、2の両日に北京で中国側と対話したロディ・ギャリ、ケルサン・ギャルツェン両氏が5日、ダラムサラで記者会見した。

 ギャリ氏は、1年ぶり通算7回目となった今回の公式対話について、中国側が従来の主張を繰り返すだけにとどまり、「これまでで最も困難なものになった」と述べ、チベット問題解決に向けた前進はなかったと説明した。両氏の報告を聞いたダライ・ラマも「失望を隠せない様子だった」という。

 双方は、次回対話を10月に開くことで合意したが、ギャリ氏は「北京五輪後の次回対話で、中国側が単に国際社会向けのポーズのために対話を継続させていたのかどうかが明らかになる」と述べ、次回で成果を得られない場合、対話を打ち切る可能性を示唆した。

 今回の対話で中国側は、亡命チベット人組織「チベット青年会議」を名指しし、ダライ・ラマ側に同会議の「暴力テロ活動」抑制を要求。ギャリ氏は「青年会議は(ダライ・ラマに異議を唱えて)チベット独立を主張しているが、暴力、テロ集団ではない。民主主義では、見解の相違があるのは当然」と語り、青年会議の活動に介入しない立場を表明した。

 中国側が、ダライ・ラマ北京五輪妨害や祖国分裂活動を支持しないよう求めたことについてギャリ氏は、「ダライ・ラマが非暴力の人物であることは、世界中が知っている」と反論した。

まぁチベット亡命政府がサムドン・リンポチェ首席大臣
ダライ・ラマの後継者決定方法 ダライ・ラマ本人の意見など。
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080115/1200409885
を中心に民主主義を貫く事が、一番いいのかもしれません。