アルカイダのナンバー2の死亡、重体情報 証拠なしと米当局

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200808020003.html

米CBSテレビは1日、国際テロ組織アルカイダのナンバー2、アイマン・ザワヒリ容疑者(57)が今年7月末、米軍がアフガニスタンに近いパキスタン国境周辺で実施した空爆で重体になったか死亡した可能性があると報じた。しかし、米国のテロ対策当局者は、この報道の真偽を確かめる証拠を得ていないと指摘した。

CBSによると、パキスタンで入手した7月29日付の書簡に同容疑者が激痛に襲われ、傷が感染症を起こしているとして医者を必要としているなどの内容があった。書簡には容疑者の名前が記述されているという。

この手紙はアフガンの政権を追われたイスラム強硬派勢力タリバーンの指導者が執筆したもので、署名や紋章があるという。手紙の信ぴょう性は不明。

複数のパキスタン政府高官はザワヒリ容疑者の死亡の情報は得ていないとしている。

ザワヒリ容疑者に関しては過去にも死亡情報が流れたことがある。しかし、イスラム過激派系のインターネットにビデオ映像や音声テープが掲載され、生存が確認されたことがある。米政府は同容疑者の捕そくなどにつながる有力情報に2500万ドル(約27億円)の報奨金を約束している。

パキスタン政府高官は先月29日、米軍がアフガニスタンと国境を接するパキスタン政府直轄部族地域南ワジリスタン地区で空爆を実施、アルカイダ化学兵器製造の専門家を殺害した可能性が高いとも述べていた。空爆の標的となったのはムルシ・サイード・ウマル容疑者で年齢は55歳とされ、米国務省の指名手配テロリスト37人の1人。死亡情報や拘束につながる情報に600万ドルの報奨金を約束していた。

死亡、重体情報はこちら↓ですね。
ザワヒリ容疑者重傷か、死亡の可能性も…米CBS報道
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080802-OYT1T00282.htm

 【ワシントン=貞広貴志】米CBSテレビは1日、国際テロ組織「アル・カーイダ」のナンバー2であるアイマン・ザワヒリ容疑者が、重傷を負ったことを示す書簡を入手したと報じた。

 アフガニスタンの旧支配勢力タリバン幹部が、ザワヒリ容疑者を緊急治療するため医師を要請する内容で、同テレビは、ザワヒリ容疑者が死亡した可能性もあるとしている。

 同テレビによると、タリバンのシンボルマークが入った書簡は、ザワヒリ容疑者が「ひどい痛みを訴え、傷口が化膿(かのう)している」と記している。書簡は7月29日付で、前日の28日には米軍が国境地帯にあるパキスタンの政府直轄部族地域、南ワジリスタンで空爆を行っていた。
(2008年8月2日10時12分 読売新聞)

まぁこれはどちらが本当か分からないので、続報を待つしかないですね。