ハマスに「持続可能な停戦」要求=米

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081230-00000003-jij-int

 【ワシントン29日時事】パレスチナ自治区ガザへのイスラエル軍の攻撃について、ジョンドロー米大統領副報道官は29日、イスラム原理主義組織ハマスに対し「持続可能な長期的停戦」に同意するよう要求した。AFP通信が伝えた。

 同副報道官は、「暴力停止のためには、ハマスイスラエルへのロケット弾攻撃をやめ、持続可能な長期的停戦に同意しなければならない」と述べ、まず、ハマスが攻撃を停止することが事態収拾の前提になるとの米政府の立場を示した。

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長期停戦というとハマスよりイスラエルが、
2006/09
パレスチナイスラエル承認不可能…ハマス首相顧問が言明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060924-00000060-mai-int

 【ラファ(ガザ地区南部)樋口直樹】パレスチナ自治政府を率いるイスラム原理主義組織ハマス最高幹部ハニヤ首相の政治顧問アハメド・ユーセフ氏は22日夜、ガザ地区ラファで毎日新聞と会見し、イスラエルの承認を条件とする統一政府には参加しない方針を明らかにした。

 同氏は「(イスラエル領を含む)パレスチナ全域は歴史的にパレスチナ人のもので、我々の故郷を奪ったイスラエルを承認するのは不可能だ」と主張。アッバス議長の支持母体ファタハとの統一政府づくりについて「イスラエルの承認を条件とするなら参加できない」と言明した。

 ハマスは今年3月に単独内閣を発足させたが、米欧の自治政府向け直接支援の凍結などで孤立化。6月にイスラエル占領下のヨルダン川西岸とガザ地区のみを領土とする「ミニ・パレスチナ国家」構想を受け入れ、既にイスラエルを承認しているファタハとの統一政府づくりに道を開いた経緯がある。

 一方、同氏はイスラエルが(占領地の)ヨルダン川西岸とガザから完全に撤退し、(アラブ諸国などに離散した)パレスチナ難民の帰還権を認めるなら、5年から10年の停戦を提案することができる」と述べ、イスラエルの承認を拒む代わりに長期間の停戦に応じる準備があることも明らかにした

 ハマスはこれまでも条件付きの長期間の対イスラエル停戦を提案してきたが、ハマス武装解除を求めるイスラエル側は「武装強化の時間を与えるだけだ」として受け入れを拒否している。
毎日新聞) - 9月24日23時56分更新

と拒否してると思うんですけどね。

今回の半年間の停戦が崩壊していく様子は
『ガザ空爆 オバマ氏 就任早々から試練に直面』の記事酷くね?と思って調べてみました。
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081228/1230480315
と、補足で
ガザ空爆、国連安保理が報道機関向け声明
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081229/1230576035
に書きました。