死者名簿を提供、調査依頼へ=日本、シベリア抑留で初の試み−計2万1000人分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081229-00000005-jij-int

 【モスクワ28日時事】第二次大戦後のシベリア抑留問題で、帰国者からの聞き取り調査などで判明した死者のうち、ロシアから引き渡された死亡者名簿に載っていない約1万2000人について、日本政府が来年3月までにロシアに名簿を提供し、調査を求める方針であることが28日までに分かった。日本側がこの種の名簿を渡して調査を依頼するのは初めて。

 日本側はさらに、ロシアから提供された死亡者名簿の中で、身元の特定に至っていない約9000人の名簿も同時にロシア側に渡し、追加情報を求める。これらの調査で収容先や埋葬地などが確認されれば、遺族による遺骨収集や墓参が可能になる。

 日ロ関係筋によると、10月にモスクワで開かれたシベリア抑留問題に関する日ロ協議では、日本側が計2万1000人の名簿を提供する意向を表明。ロシア側も基本的に調査に応じる姿勢を示したという。

2005/08
戦後補償の早期法制化を シベリア抑留者ら訴え
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050812-00000098-kyodo-pol

 シベリア抑留経験者や支援グループらが12日、参院議員会館で記者会見し、衆院解散で廃案になった戦後補償問題の解決に関する法案の早期成立を求めるアピールを発表した。

 全国抑留者補償協議会の寺内良雄会長は「戦後60年がたつのにシベリア抑留者への補償問題はいまだに解決していない。抑留経験者の平均年齢は80歳を超えた。われわれの目の黒いうちに解決してほしい」と訴えた。

 「戦後処理の立法を求める法律家・有識者の会」会長の土屋公献弁護士(元日弁連会長)も「被害者は高齢化しており、戦後補償問題は緊急課題。問題を後回しにしている政府、国会、裁判所の姿勢が日本を危機に陥れている」と話した。
共同通信) - 8月12日12時37分更新

とありましたが補償問題にも解決の糸口がつかめるでしょうか。もちろんロシアに補償して欲しいと思いますが、無理ですかね。