なぜアフガニスタン?

地政学を英国で学ぶさん
http://geopoli.exblog.jp/10255769/
にある英文ですが、常々なぜ米英日ともにイラクよりアフガニスタンを強調するのだろうと思っていたので、和訳してみました

Tell Me Why We’re There? Enduring Interests in Afghanistan (and Pakistan)
教えて、なぜ私たちはそこにいるの?アフガニスタン(とパキスタン)に利益を見出そうと頑張る事

Author(s): Nathaniel C. Fick, David Kilcullen, John A. Nagl,
Vikram J. Singh

2009/01 - 2009年、オバマの政治はアフガン戦争の軌道の変更を約束する軍事行動をという大統領選の公約をやり遂げようと試みている。4月のストラスブール(訳注:フランス北東部の都市)のNATOサミットは、その国と地域の未来をどう形作るかという事に対して、同盟の役割を決めるだろう。秋までにはアフガンは彼らの大統領を決める選挙をする。これは2001からたった2回目の、国の行方を変更不能にセットするであろうイベントである。今年の夏が終わるまでの戦いの季節、アフガニスタンの戦争はまだ勝っていないかもしれない、それどころか負けている事も大いにありうる。

7年の歳月と1000人以上の死者を出したあとも、アメリカ軍と連合する軍隊には、アフガニスタンの未来がアメリカやヨーロッパの問題なのかどうか、またそこでなにが実際に成し遂げられるのかについて総意が無かった。アフガニスタンはまさに問題なのである。安定したアフガニスタンアルカイダを負かし、その上、アジアの南と中央の安定に必要である。アフガニスタンの戦争を理解する事、国内的にも国際的にもサポートする事、うまく推進する事には、三つの事が必要である: アメリカの明瞭ではっきりとした、アフガニスタンにおける利益。そこで何が成し遂げようとされているかの簡明な定義。努力をガイドする詳細な作戦--である

アメリカのアフガニスタンにおける利益を要約するには"2つのno": 全世界的に手の届くテロリストにアフガニスタンを聖域にさせない。そして広い地域をメルトダウンさせない。これらの目的を保証することは、アフガン人がアフガンの人々に安全を保証する、正当性をもった維持できる統治のシステムを築くのに助けになるを助ける必要があるだろう。そしてそれが"yes"成功裏の退場にかかっている戦略である。

この後もPDF版は続くのですが、なかなか面白そうです。そっちまで和訳するか今のところ未定です。

誤訳が指摘されました。詳しくは英文引用もとのコメント参照。後で直します。