オバマ政権、パキスタンのアル・カーイダ拠点に空爆継続へ


http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090128-OYT1T00922.htm

オバマ新政権

 【ワシントン=小川聡】ゲーツ米国防長官は27日、上院軍事委員会でオバマ政権の国防方針について証言した。

 長官は、アフガニスタンと国境を接するパキスタンの政府直轄部族地域のテロ拠点に対する空爆について、「ブッシュ、オバマ両大統領とも(国際テロ組織)アル・カーイダがいるならば、どこであろうと掃討するとの立場を明確にしている」と述べ、空爆の事実を認めるとともに継続の方針を示した。米国の決意を既にパキスタン政府に伝えたことも明らかにした。

 また、ゲーツ長官は、アフガン駐留米軍について、今夏までに3個旅団を増派する方針
を表明。アフガンへの追加支援策としては、来月にも欧州などの同盟国に対し、
〈1〉軍の展開地域の拡大
〈2〉文民支援
〈3〉アフガン国軍養成のための資金援助――の3分野を正式要請する考えを示した。
(2009年1月28日22時06分 読売新聞)

空爆の事実を認めたということですが、オバマ政権後初の攻撃が、23日で20人程亡くなってその後はまだ無いと思います。パキスタンはアフガンからの越境攻撃には反対していたはずですが、アメリカには逆らえないのか、最近は声を上げてないような気がします。オバマ新政権に新たに態度を明らかにするという事も考えられるので、見ておきます。