チベット僧侶、抗議の焼身=警官が発砲か−中国四川省

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090228-00000076-jij-int

 【北京28日時事】28日の新華社電によると、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で27日、チベット仏教寺院「キルティ・ゴンパ」(格爾登寺)から出てきた僧侶が街頭で焼身自殺を図った。僧侶の生死は不明。

 チベット動乱50周年を3月10日に控え、チベット自治区とその周辺では抗議の動きをめぐり緊張が高まっている。独立派の「チベットの声」放送(電子版)は、焼身を図った僧侶に警官が発砲し、命中したと伝えた

 同放送によれば、キルティ・ゴンパで予定された僧侶約1000人による大法会が公安当局に阻止された後、若い僧侶がガソリンをかぶって同寺院から飛び出し、自分に火を付けた。

 その際、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の肖像を掲げ、スローガンを叫んだという。新華社電は「警官が火を消し、僧侶を病院に運んだ」とし、発砲には触れていない

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これが決定版?チベット僧海外メディアに直訴
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080328/1206721567

「政府は、僧侶に対する国民の見方を変えてしまった。この地では、われわれはまるで受刑者のようだ」

とあったのでかなり追い詰められていたのかもしれません。ご冥福をお祈りします。