キルギス米軍基地でスパイ活動、中国やロシア対象=ロシア国営TV

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090406-00000438-reu-int

 4月5日、ロシア国営テレビはキルギスにある米空軍基地で中国とロシアに対するスパイ行為が行われていると報じた。写真は同基地で2月撮影(2009年 ロイター/Shamil Zhumatov)

 [モスクワ 5日 ロイター] ロシア国営テレビは5日、中央アジアキルギスにある米空軍基地で中国とロシアに対するスパイ行為が行われていると報じた。

 首都ビシケク郊外にある同基地は、アフガニスタンで活動する米軍への物資の中継地点となっていたが、ロシアから20億ドル規模の経済支援を取り付けたキルギス政府が2月、米側に基地の閉鎖を通告。米軍は8月に撤収することになっている。

 「ベース(基地)」というドキュメンタリー番組が報じた内容によると、米軍は同基地内の窓がない2階建てのビルでスパイ活動を展開。中央アジア全域のほか、中国やシベリアの一部で、電話やファックス、電子メールなどを盗聴、傍受しているという。

 一方、米国防総省の関係者は、この報道について事実でないと否定。5日夜時点で、米国とキルギスの両政府からのコメントは取れていない。

この手の記事はほんとかどうか確かめようが無いですが、キルギスが米露からもらってるそれぞれの額を比べると、アメリカは
2009/02
民間人殺害や低額の貸与料も要因と、キルギスの米空軍基地閉鎖
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200902070008.html

(CNN) 中央アジアキルギス政府が、米軍のアフガニスタン軍事作戦の空輸拠点であるマナス米空軍基地の閉鎖を表明した問題で、同国首相府の報道官は6日、アフガン新政権が発足するなど基地貸与の目的が一応完結したことに加え、駐留米兵によるキルギスの民間人殺人事件の未解決も閉鎖の背景要因であると指摘した。

また、基地の貸与料が低額であることや、基地に起因する環境悪化問題も一因として挙げた。殺害事件は2006年12月に起きたもので、容疑者の米兵は出国し、遺族には補償金が提示された。しかし、報道官は米軍による捜査方法に不満を表明し、キルギス政府が自国民を守れない状況は重大な懸念事項であるとの考えを表明した。

基地貸与料については、アフガン軍事作戦を統轄するペトレイアス米中央軍司令官が今年1月にキルギスを訪問した際、約6300万ドル(約58億円)と明かしている。これに、320人以上の現地雇用、テロ対策、キルギス軍への援助など総額約1億5000万ドルを支出していると述べていた

殺人事件については、捜査が再開され、結論が出次第、キルギス政府に報告するとの姿勢を示していた。

キルギスバキエフ大統領は3日、訪問先のモスクワで基地閉鎖の意向を表明。ロシアが同大統領に巨額の大型援助を約束した後の言明となっていた。ロシアは自らの勢力圏とみなすキルギスでの米軍基地の存在にいらだち、閉鎖への圧力を長年かけていた。

クリントン国務長官は5日、キルギス政府の決定に遺憾を表明し、今後の交渉で再検討を求める姿勢を明らかにしていた。現在の契約切れまで1年半近くあるとされる。しかし、キルギス政府報道官は6日、閉鎖は最終決定とし、立場が変更する可能性はないことを明らかにしている。

ということで、アメリカからもらってる金のほうが少ないので、ロシアのいう事が本当ならキルギスも認めるんじゃないですかね。