アル・カーイダ系組織が中国人標的…香港紙

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090714-00000573-yom-int
 【香港=竹内誠一郎】香港の英字紙サウスチャイナ・モーニングポストは14日、国際テロ組織アル・カーイダと関係するグループが、中国新疆ウイグル自治区ウルムチの暴動でイスラム教徒が多数死亡したことへの報復として、北西アフリカで中国が展開する開発事業やそこで働く中国人労働者を標的としたテロを画策していると伝えた。

 同紙によると、アルジェリアを拠点とする「イスラムマグレブ諸国のアル・カーイダ」が報復を呼びかけている。英国の民間情報会社「スターリング・アシント」が、同組織からの指示を察知したという。アル・カーイダ系組織が、中国を直接威嚇するのは初めてとみられる。

もともと昨日は、
ウイグル会議日本代表、欧米に失望感 「中国批判ない」

http://www.asahi.com/international/update/0713/TKY200907130284.html

2009年7月13日20時0分

 中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区の騒乱を巡り、「世界ウイグル会議」日本代表のイリハム・マハムティ氏は13日、東京都内で会見し、中国当局による武力制圧に対し欧米や中東諸国の多くが毅然(きぜん)と批判していないと指摘し、「ウイグル人は世界への希望を失い始めている」と述べた。

 イリハム氏は、デモの武力鎮圧が人権侵害に当たると強調。「ウイグルはこの1週間、世界に救いを求めてきたが、欧米諸国は中国政府に強いメッセージを送っていない」と批判した。

 現地でモスクが破壊されたり、金曜日の礼拝が禁じられたりしているにもかかわらず、イスラム諸国からも明確な批判が出ていないことについても強い失望感を表し、「ウイグル人の希望を失わせ、孤立させるのは危険だ」と警鐘を鳴らした

 今回の騒乱を巡っては、直後に開かれた主要国首脳会議(G8サミット)の首脳宣言で言及はなく、その後も「ジェノサイドだ」と批判したトルコ首相の発言が際立った程度。欧米諸国で厳しい中国政府批判が広がった昨年のチベット騒乱との反応の違いが目立っている。(林望

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チベット

と言われていたのですが、アルカイダだけが批判したと言うことですね。

中国の方も
在外企業の安全守る=アルカイダの報復宣言で中国−新疆ウイグル暴動

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090714-00000125-jij-int
 【北京14日時事】中国外務省の秦剛副報道局長は14日の定例会見で、新疆ウイグル自治区での暴動でイスラム教徒のウイグル族に死者が出たとして、国際テロ組織アルカイダ系の組織がアフリカ北西部で働く中国人を標的に報復を宣言したとの報道について、「関係国と必要な措置を講じ、国外の中国企業などの安全を守る」と述べた

 秦副報道局長はこの中で、今回の暴動について「反動勢力による暴力事件で、民族、宗教、人権問題ではない」と指摘。中国政府が法に基づき対応したと強調した。

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・【特集】中国新疆ウイグル自治区暴動
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アルカイダ幹部の暗殺計画=同時テロでCIA-米紙
・新疆暴動でトルコをけん制=中国外相

と対応してますね。しかし反動勢力による暴力事件とよぶのなら、なぜ反動勢力が発生するのかの理由を考えるべきだと思うんですけどね。