クリントン長官がホワイトハウス批判 人選遅れ「悪夢」

http://www.asahi.com/international/update/0715/TKY200907140481.html

2009年7月15日1時39分

 【ワシントン=村山祐介クリントン国務長官は13日、国務省内で対外援助を担う国際開発局(USAID)局長職の空席が続いていることについて、ホワイトハウスの「身体検査」をやり玉に挙げ、「悪夢だ。時間がかかりすぎている」と批判した。

 長官就任後はオバマ大統領を支える立場からホワイトハウス批判は口にしてこなかったが、重視する援助政策のトップ人事が進まないことに、いら立ちをあらわにした。

 局内の対話集会で職員の質問に答えた。長官はホワイトハウスの局長候補のチェックについて「筆舌に尽くしがたいほど欲求不満にさせる」と吐露。18歳以降に住んだ場所や外国籍の知人をすべて報告するよう求められ、検査を嫌った複数の候補者に断られたことを明かした。また、この集会で局長人事の見通しを説明したいと事前にホワイトハウスに打診したところ、「準備が整っていないとだけ言うように」と指示されたことも暴露した。

裏の指示までばらすと言うことは、もう何らかのペナルティーを負ってもかまわないと言うことですかね。