国連の支援金不足、過去最高水準の約4500億円に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090722-00000621-reu-int


 7月21日、国連のジョン・ホームズ緊急援助調整官は、2009年の支援プログラムに必要な資金が48億ドル不足していることを明らかに。5月撮影(2009年 ロイター/Denis Balibouse)

 [ジュネーブ 21日 ロイター] 国連は21日、2009年の支援プログラムに必要な資金が48億ドル(約4500億円)不足していると発表した。各国の苦しい財政事情や10倍に増加したパキスタン向け支援などにより、資金不足は過去最高水準となっている。

 国連のジョン・ホームズ緊急援助調整官は「世界的な景気後退が支援予算に影響を与えているのは明らかだが、貧しい国で危機に見舞われている人にはより大きな影響が出ている」と述べた。

 ホームズ緊急援助調整官は発表資料で、今年は人道支援に95億ドルを見込んでいたと明らかにした。

 最も支援金が不足しているのは、スーダン(9億1600万ドル)、コンゴ民主共和国(5億0500万ドル)、ジンバブエ(4億5800万ドル)など。

 また、パキスタンで支援金の必要性が急激に高まった。パキスタン軍による武装勢力掃討作戦で国内難民が200万人以上発生しており、3億1200万ドルの支援金が不足している。

どこも苦しいのは分かってるんだからどうにかならんのかと言う気がしますが、どうにもならんのでしょうね。好景気のときに積み立てとかしとけばよかったんでしょうけど。