迎撃ミサイル本体に不具合=海自試験の失敗原因−米国防総省

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090809-00000033-jij-int

 【ワシントン時事】昨年11月に海上自衛隊イージス艦「ちょうかい」がハワイ沖で海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の発射試験に失敗した問題で、米国防総省ミサイル防衛局は9日までに、「製造時の問題から生じたミサイルの不具合が原因」との分析結果を時事通信に明らかにした

 ミサイル防衛局は「極めて限定的な問題で、SM3全体の信頼性には何ら影響ない」としているが、標的の探知、追尾、迎撃などの試験データの集積はミサイルの精度を高める貴重な情報。ミサイル本体に問題があったことで、正確なデータを収集できなかった可能性もある。

 SM3は1発約10億円で、日本は日米相互防衛援助協定に基づく有償軍事援助(FMS)調達で米国から購入。艦艇派遣などを含めると試験には約60億円の費用が掛かっていた。ミサイル防衛局のオライリー局長が近く訪日する予定で、防衛省に失敗原因を説明するとみられる。 

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ロシアがカリーニングラードへのミサイル配備停止=通信社…あと日本
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090128/1233149728
の後半でSM3の失敗の記事を紹介しましたが、そこでも弾頭に問題があったと見られるとありました。結局10億円で不良品を買わされたと言う事なんでしょうか。