ミャンマー地下施設、トンネルは800本? 北の核開発協力疑惑

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090810-00000046-san-int

 【ソウル=水沼啓子北朝鮮がイランだけでなく、ミャンマー軍事政権に対しても、核開発協力を秘密裏に実施している疑惑がさらに深まってきた。国際社会は北朝鮮発の“核拡散”の脅威に直面している。

 1日付のオーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、ミャンマーからの亡命者2人の証言として、軍事政権が北朝鮮の協力により、北部山岳地帯の地下に原子炉とプルトニウム抽出施設を極秘に建設している−と報じた。5年以内の核爆弾開発を目指しているという。

 2人は、核関連部隊に所属していたミャンマー軍将校ら。面識のない2人がほぼ同じ証言をしたという。

 さらに、韓国誌「週刊朝鮮」(8月10日号)が、亡命ミャンマー人などの証言をもとに報じたところによると、北朝鮮は2003年から技術者を派遣し、巨大な地下施設の建設を支援。ミャンマーには600〜800の地下トンネルがあるという

 2007年の国交回復後、両国の軍事協力はより緊密になり、米国の自由アジア放送によると、ミャンマーの軍事代表団17人が08年11月、北朝鮮を極秘に訪問。代表団は、南浦の海軍施設や妙香山にある秘密地下施設、シリアやイラン向けのミサイルを製造しているとされる平壌郊外の工場などの軍事施設を視察したという。

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ミャンマー北朝鮮の国交回復はうやむやに行われた感じがありますが、その前から交流があったと考えれば納得はいきますが、北朝鮮は2003年から技術者を派遣というのはどういう手段で渡航するんでしょうか。