ダルフール紛争 平和維持部隊司令官「戦争は終わった」
http://www.asahi.com/international/update/0828/TKY200908280067.html
2009年8月28日10時24分【ナイロビ=古谷祐伸】世界最悪の人道危機と呼ばれるスーダン西部ダルフール地方の紛争について、国連とアフリカ連合が合同で現地に展開している平和維持部隊(UNAMID)の司令官が26日、離任を前に「戦争は終わった」と語った。
ロイター通信によると、ナイジェリア軍からUNAMID司令官として派遣されていたアグワイ将軍は「この数カ月間は山賊行為くらいしか起きていない。戦争は終わったと思う」と語った。
ダルフール紛争は03年、黒人住民らが中央政府に対し蜂起し始まった。政府寄りのアラブ系民兵を巻き込んで泥沼化、国連によると30万人が死亡、270万人が家を追われた。国際刑事裁判所は今年、人道に対する罪などで、バシル大統領に逮捕状を出した。
反政府勢力は現在、約20の集団に分裂し、本格的な戦闘は今年に入ってほとんど起きていない。だが、ダルフール情勢が安定するかどうかは、紛争当事者である政府の対応次第で、司令官の発言は誤解を招きかねないとの指摘も出ている。
国際刑事裁判所が逮捕状を出したバシル大統領もAUやアラブ連盟に守られて逮捕される気配も無いですし、
■<ICC>スーダン大統領の容疑に集団殺害も 検察官が上訴
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090709/p3
まだどうなるかわかりませんね。