ダライ・ラマ14世に1万人、熱狂的な人気 台湾

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090901/chn0909011459002-n1.htm
1日、台湾南部の高雄で、宗教儀式を行うダライ・ラマ14世(ロイター)

 台湾南部の高雄市を訪問しているチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世は1日、同市のスタジアムで法話会を行い、1万人以上の市民が参加した。

 ダライ・ラマまず、少なくとも571人に及んだ台風8号の犠牲者の霊を弔う宗教儀式を行った

 ある参加者はフランス通信(AFP)に対して、「非常に感動した。台風の犠牲者の冥福を祈るために台湾を訪問してくれて、大変にありがたい」と語った。

 別の参加者は「妻のがんの手術が成功するように、法話会に参加した」と述べていた。

 ダライ・ラマは30日夜、高雄に到着し、31日には土砂崩れで多くの犠牲者が出た村を訪れ、台風被害が生々しく残る山の中で、犠牲者の冥福を祈った

 中国政府はダライ・ラマを「チベット独立・分離主義者」などと批判し、台湾訪問に強く反発しているが、台風の対応の遅れで犠牲者を増やしたとの批判を受けている馬英九政権は、台湾内の世論に配慮し、ダライ・ラマへのビザ発給を認めざるを得なかった。

まぁ中共がいかにダライ・ラマを批判しようと、民主的な国では意味がないということですね。