ベルギー人武器商人、イランへの不正輸出未遂で逮捕

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090903-00000009-cnn-int
ワシントン(CNN) 米国製F−5型戦闘機のエンジンや部品などをイランに不正輸出しようとした疑いで、ベルギー人武器商人が8月28日、米ニューヨーク市内で逮捕された。米当局が9月2日明らかにした。

逮捕されたのはフランス在住のジャック・モンシュール容疑者(54)で、2日に米アラバマ州モビールで行われた罪状認否で無罪を主張した。米当局はこの件でフランス在住のイラン人の男(54)の行方も追っているが、依然逃走中

モンシュール容疑者ら2人は共謀とマネーロンダリング、密輸に関与し、武器輸出規正法や国際緊急事態経済権限法に違反した疑い。捜査文書によると、2人は経験豊富な武器商人で、イラン政府の兵器調達に積極関与していた。

不正輸出が計画されていたF−5型戦闘機は米ノースロップ社の製品。米軍では訓練用だが、海外輸出の際には戦闘機として扱われている。エンジンや部品の輸出には国務省の認可が必要とされ、イランには財務省の承認がなければ輸出できない

米移民税関捜査局は今年2月におとり捜査を開始。覆面捜査官がイラン向け戦闘機エンジンの購入希望を持ちかけ、3月にパリでモンシュール容疑者と「商談」した。5月にロンドンで2度目の商談が行われ、同容疑者がイラン人の男をビジネスパートナーとして紹介。2人は書類上で、カンボジア向け輸出を偽装できないか尋ねた。

モンシュール容疑者らは7月、アラブ首長国連邦UAE)の銀行からアラバマ州モビールに、F−5部品の代金として11万ドル(約1000万円)を送金。さらにエンジン2基の代金として、後日30万ドル(約2770万円)を送金する意向を示したという。

市民団体が2002年に発表した報告書によると、モンシュール容疑者は「陸軍元帥」(Field Marshal)の異名を取る欧州屈指の武器密売人で、紛争国への兵器輸出を数多く仲介しているとみられる

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なんか有名人のようにかかれていますが、過去記事を検索すると
http://news-net.ddo.jp/cgi-bin/estseek.cgi?phrase=%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB&perpage=100&clip=-1&navi=0&attr=&order=_date_
なにも出てこないんですよね。こういう人の情報をもっと開示してもいいと思うんですが。