麻薬で資金調達増加=最近は装備も充実−タリバン

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091022-00000028-jij-int

 【ニューヨーク時事】国連薬物犯罪事務所(UNODC)は21日、アフガニスタンにおけるケシ栽培の実態に関する報告書を公表し、大統領選をめぐってもたつくカルザイ政権を尻目に影響力を拡大している反政府勢力タリバンが、麻薬密売で着実に調達資金を増やしていると警告した。

 報告書によると、タリバンはアフガン全土を掌握して自由にケシを栽培させていた1990年代後半でも、栽培農家や密輸業者から徴収して得る収入は年平均7500万〜1億ドルだったとみられている。ところが、2005年以降は支配地域で徴収額を引き上げたこともあり、同9000万〜1億6000万ドルに実入りを増やしたもようだ。

 さらに報告書は、タリバンの「装備が充実してきた」とも指摘。潤沢な資金が米軍を苦しめるタリバンの力の源泉となっている恐れがある。 

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タリバーンのケシ栽培地を爆撃、資金源断つ狙いで駐留米軍
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090722/p1
によるとケシの取引量は激減してたはずなんですが、いつの間にこうなったんでしょうか。