マカオ返還10年、胡主席「一国二制度は成功」民主派はデモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091220-00000629-yom-int
【マカオ=槙野健】ポルトガルからの返還10年を迎えたマカオで20日、記念式典が開かれ、中国の胡錦濤・国家主席がマカオでの一国二制度の「成功」をアピールした。
胡主席は演説で、「金融危機など様々な困難を克服し、歴史上名高い都市にかつてない活力を与えた」とマカオ政府の実績を評価したうえで、「この10年、一国二制度は成功裏に実施された」と強調した。
この日は崔世安・新行政長官の就任式も行われた。崔長官は「我々は、マカオ経済の多角化を積極的に進めていく」と述べ、カジノ一辺倒の経済構造からの脱却を誓った。
マカオ経済は、この10年で1人当たりGDP(域内総生産)が2・8倍となるなどカジノを軸に急発展した。一方で、2月に「反中国行為」を禁じた国家安全法を成立させるなど、政治面では中国の意向に従っている。
■マカオ民主派がデモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091220-00000082-jij-int
【マカオ時事】マカオ中心部で返還10周年の20日、民主派団体主催のデモが行われ、政治制度の民主化や汚職取り締まりの強化などを求めた。デモには約600人が参加。香港と同様に、行政長官と立法会(議会)の全面直接選挙を目指すよう訴え、政府庁舎前まで行進した。
香港立法会が現行制度でも直接選挙枠と間接選挙枠が半々なのに対し、マカオ立法会の直接枠は29議席のうち12議席で、民主派議員は直接選出の3人だけ。香港では民主派議員が全体の約3分の1を占めている。
■マカオで市民がデモ…中国返還8周年、貧富格差拡大に抗議
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071221/1198241130
というのもありましたね。