「中国のミサイル、韓日の米空軍基地を破壊可能」

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http://www.chosunonline.com/news/20101113000037
記事入力 : 2010/11/13 12:24:12

「中国のミサイル、韓日の米空軍基地を破壊可能」

「米中経済安保再検討委員会」が警告

 中国の通常弾頭型ミサイル戦力は、韓国と日本にある主な米空軍基地6カ所のうち5カ所を攻撃し、機能喪失に追い込む能力がある、と米中経済安保再検討委員会(UCESRC)が警告した。米ブルームバーグ通信は11日、UCESRCが今月17日に発表する年次報告書の内容を引用し、中国が中・短距離ミサイル戦力を大幅に増強し、西太平洋で米軍に対する作戦抑制能力を向上させているとした上で、現在の戦力だけでも、中国は米空軍の烏山、群山基地(以上、韓国)、嘉手納、三沢、横田基地(以上、日本)の滑走路や航空機、燃料および整備施設を破壊するのに十分な威力を備えていると報じた。これらの基地は、中国から1100キロ以内に位置している。

 同委員会は、昨年以降さらに30%増えた巡航ミサイルを含め、一層強化されている中国のミサイル戦力が、この地域で活動する米軍にとって重大な挑戦となっていると付け加えた。ロバート・ゲーツ国防長官も今年6月、大幅に向上する中国のミサイル兵器は、米空母にとって脅威だと警告した。

 同委員会は、ミサイル防衛や早期警戒システム、滑走路の補修と建物および格納庫の強化など、当該基地を中国の攻撃から保護するため米国防総省が投じる予算支出について、議会はこれを評価するとともに、米太平洋軍司令部も年次予算報告書を通じ、当該基地に対する中国の空中およびミサイル攻撃阻止能力が適切だということを明らかにしなければならないと指摘した。

 同委員会は、過去10年間で中国の弾道ミサイルや、精密誘導兵器を搭載した新型航空機の性能が向上したことにより、域内の米軍の作戦活動や有事の際の台湾支援を阻止・妨害する中国の戦略遂行能力が一気に向上したと評価した。また同委員会は、空母のような大型海上目標を狙ったミサイルの開発が最終段階に至ったと見られ、今後中国の新たな対艦弾道ミサイル戦力の実戦配備が、地域に対する米軍のアプローチ能力を深刻に阻害しかねないという点についても、懸念を表明した。

 UCESRCは、中国の経済的・軍事的な浮上が米国の安全保障に及ぼす影響を分析するため、2000年に組織された超党派の委員会だ。12人の委員で構成され、勧告事項などを盛り込んだ報告書を毎年議会に提出している。

ニューヨーク=朴宗世(パク・チョンセ)特派員

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http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100510/p1
でも最初に第七艦隊の主力原子力空母が中国の中距離対艦ミサイルで沈没というシナリオでした。