習近平氏、アフリカ資源国との関係強化

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101125-OYT1T00942.htm
 【北京=大木聖馬】今月14日からアフリカ諸国などを歴訪した中国の習近平・国家副主席が24日、帰国した。

 習氏は、10月に次期最高指導者の地位を確立してから初めてとなった今回の外遊で、アフリカ資源国を重視する姿勢を鮮明にした。

 習氏が訪問した南アフリカアンゴラボツワナは、原油や金、ダイヤモンドなどの産出国で、中国の重要な貿易相手国。習氏は、11年から始まる中国の第12次5か年計画の基本方針を説明し、アフリカを今後も支える姿勢を強調。さらにエネルギーや鉱業分野での協力文書に調印した。

 中国とアフリカの貿易総額は、00年の106億ドルから08年の1068億ドルと10倍に拡大。今年1〜9月は937億ドルに達し、昨年同期比48%増となった。中国の輸入品の多くが鉱物資源で、アフリカは中国経済の発展を支える戦略地域だ。温暖化などの問題でも多数派工作に欠かせないパートナーだ。

 習氏は帰路に立ち寄ったスペインでヒメネス外相と会談。外相から欧州連合の対中武器禁輸の早期解除を進める」との言葉を引き出し、党中央軍事委副主席としての仕事もこなした。
(2010年11月25日21時33分 読売新聞)

多数派工作に欠かせないパートナーとかさりげなくひどい事言ってると思うのですが。あとEUの対中武器禁輸の解除って劉暁波氏のノーベル賞等さまざまな人権問題があるのに進めるんですね、EUもしたたかですね。