NHK画面また真っ黒…胡主席会見を中国規制か

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110120-00000805-yom-int
 【北京=関泰晴】中国主要メディアは20日、胡錦濤国家主席が19日にワシントンでオバマ米大統領と行った共同記者会見について、胡主席の具体的な発言内容など詳細を報じなかった

 会見では、人権問題で米メディアの記者が「あなたは質問に答えていない」などと胡主席に詰め寄る場面もあったため、当局が報道を規制したとみられる。

 国営新華社通信は、首脳会談についての配信記事の最後で、「両国元首が共同記者会見を行い、記者の質問に答えた」と報じたのみだった。中国中央テレビも会見の映像を放映したものの、やりとりなどの中身は伝えなかった

 また、北京で視聴できるNHK国際放送のニュースでも、胡主席に対する抗議行動や共同記者会見の場面になると、突然放映が遮断され、画面が真っ黒になった。

質問に答えなかったというのはそうみたいですね。
米中首脳会談:胡主席、人権の質問無視?通訳の問題と釈明

http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110121k0000m030008000c.html?inb=ra
 19日の米中首脳会談後の共同記者会見で、中国の胡錦濤国家主席人権問題に関する米国人記者の質問に答えず、あらためて返答を促した別の米メディア記者に「通訳の技術的な問題で質問が聞き取れなかった」と釈明する場面があった。

 米中首脳が並んで質問に答える珍しい機会だけに中国側通訳が混乱したとみられるが、一部米メディアが「胡氏が人権の質問を無視」と速報するなど、胡氏が都合の悪い質問に答えたがらないとの印象も与えた。

 胡氏は結局「中国は人権擁護を常に推進している」としつつ「内政不干渉の原則重視」も米側に求める見解をよどみなく表明した。これに先立ち、オバマ米大統領は言論や集会の自由の擁護は「米国の核心的な見解」とけん制していた。

 こうした経緯を踏まえ、最後に質問に立った中国国営通信、新華社の記者は「(私の質問を)通訳はきっちり訳してほしい」とくぎを刺し、会見場は笑いに包まれた。(共同)

毎日新聞 2011年1月20日 17時32分

「中国は人権擁護を常に推進している」という事は今のままで十分と考えているということですね。