イランのデモ弾圧に抗議、駐ミラノ副領事も辞任
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110221-00000865-yom-int
【テヘラン=久保健一】イラン改革派の反政府デモが再燃する中、同国の在ミラノ領事館のアハマド・マレキ副領事が20日、政府のデモ弾圧に抗議して職を辞任したと明らかにした。英BBCテレビ(ペルシャ語版)の電話インタビューに語った。
副領事は「今や、改革派弾圧に異を唱えるのは一般市民に限らず、政府高官の間でも多数を占める」と述べ、今後は反政府運動に加わる考えを示した。
イラン外務省内では、2010年1月に駐ノルウェー領事、同年9月にはフィンランドやベルギー駐在の大使館員が相次いで辞任するなど改革派弾圧に対する抗議の動きが続いている。
そんなことがあったんですね。調べてみると、
2010/01
■イランの駐ノルウェー領事、デモ弾圧抗議し辞任
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100106-00001164-yom-int
【ロンドン=鶴原徹也】ノルウェーからの報道によると、イランの駐ノルウェー領事モハンマドレザ・ヘイダリ氏は5日、ノルウェー国営放送NRKの番組で、イラン政府の改革派弾圧への抗議から辞任した、と表明した。イランの外交官が公にイラン体制を批判するのは極めてまれ。ヘイダリ氏はノルウェー当局に亡命を申請すると見られる。
ヘイダリ氏は番組で、「イラン当局のデモ参加者に対する措置を見て、私の良心が現職にとどまることを許さなかった」と語った。
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【テヘラン=久保健一】イランのメヘル通信によると、同国外務省当局者は6日、ノルウェーでイラン外交官が亡命したとの報道について、「この人物はすでに任期を終えた。報道は、欧米メディアによる心理戦にすぎない」と否定した。
まぁここはイランという国はこういう国なんだと思えってところなんでしょうね。
2010/10
■フィンランド:イラン人外交官の亡命申請認める
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20101030k0000m030074000c.html
【ロンドン会川晴之】フィンランド政府に対するイラン人外交官の政治亡命の申請が認められた。AP通信などが28日伝えた。在フィンランド大使館でナンバー2として勤務していたホセイン・アリーザデ氏で、9月11日に申請後、約1カ月半という異例の短期間で家族とともに亡命が認められた。フィンランドでは約300人のイラン人政治亡命者が生活しているという。
欧州では今年に入り、イラン外交官の亡命が相次いでいる。2月に在ノルウェー領事、9月には今回のアリーザデ氏、在ベルギー大使館の広報担当者が亡命を申請している。
毎日新聞 2010年10月29日 20時49分
イランに関しては
■日本との友好関係強調 イラン大統領
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101031/p5
も読んで欲しいです。だた宗教的権威は傷つけずに、国を変えることが出来ればいいんですけどね。やはりこのままではどうにもならない気がします。