中国:新型ICBM「東風41」、先月試射の情報

http://mainichi.jp/select/news/20120824k0000m030122000c.html?inb=ra

中国:新型ICBM「東風41」、先月試射の情報

毎日新聞 2012年08月23日 22時19分(最終更新 08月23日 23時17分)

 米ニュースサイト「ワシントン・フリービーコン」などは23日までに複数の米当局者の話として、中国が7月24日に最新型の大陸間弾道ミサイルICBM)「東風41」の発射実験を実施したと伝えた。

 同サイトなどによると、米当局者は、現在配備の核弾頭搭載可能なICBM「東風31A」がインドなどを攻撃目標に想定しているのに対し、東風41は米国への攻撃を念頭に開発されていると警戒している。

 東風31Aも射程1万キロ以上あり、米国のほぼ全土を射程に収めるとされるが、東風41はさらに数千キロ射程が延び、敵のミサイル防衛網を突破するための技術
が備えられている。
(共同)

東風31も多弾頭ミサイルでした。
2010/04
中国、核戦力増強を加速へ…米露軍縮に逆行
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100414-00001331-yom-int

 中国は現在、複数の核弾頭を搭載でき、米本土に到達する大陸間弾道ミサイルICBM)「東風31A」(射程1万1200キロ)の実戦配備を進めているとされる。

とすると敵のミサイル防衛網を突破するための技術というのは何だろなと思うわけですが、

朝日新聞によると
中国、新弾道ミサイル発射実験か 米サイト報じる
http://www.asahi.com/international/update/0824/TKY201208230680.html

 中国が最新鋭の大陸間弾道ミサイルICBM)「東風41」の発射実験を7月24日に行ったと、米国のニュースサイト「ワシントン・フリービーコン」が23日に報じた。中国は、核ミサイルで米国を先制攻撃する能力を開発している可能性もあるという。

 東風41は射程が1万キロを超え、米国全土に到達可能との見方がある。最大10個の弾頭を搭載できるうえ、可動式で察知されにくいといった特徴があり、ミサイル防衛網をかいくぐる能力を持つとされる。

 米国防総省高官は、発射実験の結果について、同サイトに「中国のミサイル技術がまだ完成していないことを示している」として、東風41がまだ実験段階にあるとの見方を示した。一方で、別の米当局者は、中国の一部高官が核の使用は核攻撃への報復に限定されないと示唆していると指摘。中国が、核による先制攻撃能力の開発を目指しているおそれもあるとして、警戒感を示した。(ワシントン=望月洋嗣)

この移動能力の事なんですかね。ミサイル防衛網をかいくぐる能力を持つとなると日本も困ると思うのですが。