台湾狙うミサイルが急増…陳総統、年頭演説で中国非難

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080102id24.htm

 【台北=石井利尚】台湾の陳水扁総統は1日の年頭演説で、台湾に向けて配備されている中国のミサイルが急増していることを明らかにし、中国を強く非難した。

 その上で、「台湾は主権国家だ」と述べ、台湾名での国連加盟の賛否を問う住民投票について、3月の総統選と同時に実施すべきとの考えを表明した。

 陳総統は演説で、陳政権が発足した2000年当時に約200基だった中国のミサイルが昨年には988基まで増え、1日現在、さらに約3割増の1328基に達したとの最新情報を公開した。陳総統は、台湾海峡に中国が「防空識別圏」を設置する動きを見せていると指摘、「台湾海峡の現状を一方的に変更しようとする企てだ」と批判した。

 陳総統住民投票については、「台湾の将来や対中関係については台湾住民だけが決定する権利を持つ。台湾には、住民投票によって国連加盟への願いを示す権利がある」と述べた。また、「中国の強い圧力の下、米国や欧州連合(EU)などの国々は次々と反対を表明している。たいへん遺憾だ」と不快感を示した。

(2008年1月2日19時40分 読売新聞)

ミサイルの数2000年から5倍くらい増えてるんですね。中国正直怖いです…