アフガン戦費、米が最大200億ドル負担期待 5年間で

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081008AT3S0702C07102008.html

 治安が悪化するアフガニスタンへの軍事支援費の一部として、米政府が5年間で最大200億ドル(約2兆円)の分担を日本側に期待する意向を伝えてきていることが7日、明らかになった。日本によるアフガン本土での人的貢献が当面、難しい情勢のためで、代替策として資金面の貢献拡大を打診してきた形。インド洋での給油活動継続に加えて、アフガン安定の資金コストの分担問題が日本の課題に浮上しそうだ。

 軍事支援費の分担は7月下旬、来日したウィルクス米国防副次官補が伝達してきた。これに先立ち、当時の福田康夫首相は7月上旬のブッシュ大統領との会談で、アフガン本土への自衛隊派遣は困難との立場を説明していた。ウィルクス氏の日本派遣はこうした経緯を踏まえたものだ。200億ドルは1991年の湾岸戦争での日本の資金貢献の約1.5倍に当たる。(11:47)

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アフガンはアフガン軍を増強して、タリバンとは交渉する方向のようですね。
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081008/1223479464
では、
<米国>日本などに1兆7300億円要求 アフガン軍増強で

アフガニスタンに戦闘部隊を派遣していない北大西洋条約機構NATO)加盟国や日本に対し、米国がアフガン軍の増強目的に約170億ドル(約1兆7300億円)の拠出を求めている

と書いてましたから、今回の記事は5年間とは言え増えた感じがあります。それとも最初に多めに言っとけば、あとで少しでも減らせば受け入れやすくなるという計算でしょうか。