イエメン政府、北部の反政府武装勢力との停戦を発表

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100212-00000008-cnn-int

(CNN) イエメン政府は11日、同国北部のイスラムシーア派の一派ザイド派民兵組織との停戦が、12日午前零時(日本時間同日午前6時)に発効すると発表した。政府軍と同派の交戦は5年以上続いていた

駐米イエメン大使館の報道担当者によると、民兵組織の指導者アブドゥルマリク・フーシ氏が停戦条件を受け入れた。条件の内容は、地雷撤去、地方議員への不干渉、民間人や兵士の解放、イエメン国内法の順守、略奪物返還、隣国サウジアラビアに対する攻撃の停止などとされる。

フーシ氏も同組織のウェブサイトで、戦闘を停止し、停戦に従うよう民兵らに指示した。

政府は昨年8月に停戦条件を提示し、民兵組織側が受け入れるなら北部での作戦を停止すると表明した。当局者らによれば、フーシ氏らはこれを2度にわたって拒否。しかし先月末、政府側がまず作戦を停止するなら条件を受け入れ、停戦に応じるとの立場に転じていた

停戦をめぐる交渉が始まってからも北部では衝突が続発。民兵組織側の情報筋が国内紙に語ったところによると、先週の交戦では政府軍兵士13人、民兵19人、民間人22人が死亡していた。

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http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100201/p2
に集めていますがうまくまとまってません。ともかく今まで3つの紛争をかかえて、その中にはアルカイダ系もいるということです。海賊対策の要所でもあるので国際的に注目が集まっている今、反政府勢力も和平に応じやすいのかもしれません。