アル・カーイダ幹部への水責め「成果あった」…米副大統領・・・本当?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081217-00000051-yom-int

 【ワシントン=黒瀬悦成】チェイニー米副大統領は15日、米ABCテレビと会見し、中央情報局(CIA)が国際テロ組織アル・カーイダ最高幹部を尋問する際に使用した「水責め」について、米国へのさらなるテロ攻撃を防ぐための情報を得る上で「成果があった」と強調した。

 そのうえで副大統領は、大統領選の期間中に水責めを「拷問だ」として厳しく批判してきたオバマ次期大統領に対し、「対テロ政策では、第一級の情報を収集しなければ何もできない」と指摘。オバマ氏が水責め批判など「選挙のための美辞麗句」にこだわると「極めて残念な事態になる」と警告した。

 また、アル・カーイダ幹部などのテロ犯200人以上が収監されているキューバグアンタナモ米海軍基地内の収容施設については、「閉鎖は極めて困難だ」との認識を表明した。

 副大統領は、同施設に今も収容されているのは、アル・カーイダ元ナンバー3のハリド・シェイク・ムハンマド容疑者などの「筋金入り」のテロリストだとし、施設を性急に閉鎖して、テロ犯を釈放する事態となれば、「彼らは再び戦場に舞い戻るだろう」と述べた。

テロ容疑者虐待、ブッシュ政権「容認」に起因…米上院報告
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081213/1229137551
では水責めがブッシュ大統領の責任である事や、米兵が同じ目にあう危険があるという懸念などがありました。

情報収集については、
失敗招いた大統領の無理解 「CIA秘録」著書ワイナー記者に聞く
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081204/1228349825
で、『特に対象国の言語に精通した要員の育成は欠かせない』といわれたり、
インマン元CIA副長官、諜報能力低下に警鐘
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070628/1183037108
で『最も不足しているのはスパイではない。公開情報を収集できる人材だ』とか言われていましたが、全く耳に届いてないようですね。

追記:
そういえば
テロとの戦い」でアルカイダは弱体化せず=国際世論調査
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080929/1222700376
というのもありましたね。