石油185億トン相当の「メタンハイドレート」南シナ海に…中国調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000046-yom-bus_all

南シナ海の地図
読売新聞

 【北京=佐伯聡士】新たなエネルギー源として注目されているメタンハイドレート南シナ海北部海底での埋蔵量が石油185億トンに相当することが、中国の国土資源省の調査でわかった。

 中国国営新華社通信が28日、同省の専門家の話として伝えたもので、中国が南シナ海で確認している石油・天然ガスの埋蔵量の6倍に相当するという。

 中国政府は昨年5月、南シナ海の北部海底でメタンハイドレートの試料採取に成功、「調査研究が世界先進レベルに達した」と強調していた。今後、目標区域を設定し、試験採掘を行う準備に入る。準備には数年かかる見通しだという。

 ただ、スプラトリー(南沙)、パラセル(西沙)両諸島がある南シナ海では、中国、ベトナムなどが領有権を争っており、中国の採掘準備が具体化すれば、資源獲得をめぐる各国の争いが激化する可能性もある。

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