タリバン掃討支援で住民武装へ=イラクの経験をアフガンで活用−米軍

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081224-00000107-jij-int

 【ニューヨーク24日時事】24日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、イスラム原理主義勢力タリバンの掃討支援に当たらせるため、アフガニスタン当局と米軍が地元住民に武装を施す計画を進めていると報じた。来年から中部ワルダク州で実施し、効果があれば全土に拡大する方針という。

 米当局はイラクで部族勢力を武装し、反政府過激派の鎮圧で成果を上げたとみており、アフガンでも同様の措置を取ることにした。同紙によれば、カルザイ・アフガン大統領も今月に入り計画を承認。地区ごとにライフルなどで軽武装した100−200人の民兵部隊を組織するという。

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※上の地図はWikipediaよりヴァルダク州です。

しかし、これはどうなるんでしょうね。
2007/12の報道でも
アフガンでタリバーン支持広がると、米統合参謀本部議長
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071213/1197502353
とありましたし、

最近の報道でも
タリバン、アフガン国土の72%に存在=シンクタンク
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081208/1228737657
とありました。地方政府でもタリバン登用があったり、

<アフガン>地方政府でタリバン登用広がる 地域安定に寄与
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071110/1194704065

アメリカがアフガン政府からタリバンに情報が漏れるのをおそれて情報を流さず、突然出会った両軍が誤認で打ち合ったりしたりとかありましたし。

しかし、一時期の
アフガンはアフガン軍を増強して、タリバンとは交渉する方向のようですね。
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081008/1223479464
融和政策は影をひそめてしまいましたね。